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タキシードは夜の正装?時間帯で決まっているブラックタイのルール

2017.05.19

タキシード

タキシードは夜の正装?時間帯で決まっているブラックタイのルール

結婚式やパーティに招待されると、まず悩むのが服装。特に招待状にドレスコードがあると、服装をどうするかで頭を悩ませる方も少なくないはずです。今回はフォーマルウエアでもタキシードに注目し、招待客としてのタキシード着用時のマナーやルールについてお伝えします。

特に、「ブラックタイ」というタキシードのドレスコードは、着用の時間帯や装いのルールが厳密に決められています。そちらも合わせて説明しますので、ぜひ参考になさって下さい。

タキシードは夜の正礼装

 

タキシードというと何を連想するでしょうか?映画「007シリーズ」の主人公でしょうか?それとも、ハリウッドセレブ達の華やかなレッドカーペットでの衣装?はたまた、アニメ「セーラームーン」に出て来る「タキシード仮面」を連想した方もいらっしゃるのでは?

タキシードは「ディナージャケット」「スモーキングジャケット」とも呼ばれ、「ディナー」という名の通りに夜18時以降に行われるパーティや結婚式等の慶事の正礼装です。最近では夕方からの着用もよいとされています。

特に日本では、結婚式の新郎の衣装としてタキシードがよく着用されているのを目にします。また、格式高い結婚式やパーティの招待客の衣装ではタキシード着用がふさわしい場合があります。

 

ブラックタイというとタキシードを指す

 

パーティや結婚式の招待状で「ブラックタイ」と記載があった場合のドレスコードはどうなるのでしょうか?

「ブラックタイ」とはタキシードの着用を指します。タキシードより格の高い正装に燕尾服がありますが、現在のパーティ事情では燕尾服着用(”ホワイトタイ”というドレスコード)の機会はほぼありません。そのため、「ブラックタイ」は格式の高いパーティや結婚式に着用する正装と言うことになります。

「ブラックタイ」はタキシードスタイリングの基本形で、全身のコーディネートを白黒にまとめます。いざという時に慌てないように、「ブラックタイ」でのコーディネートをここで予習しておきましょう。

 

・タキシードジャケット

色は黒ですが、黒に近い濃紺でもOKとされています。衿はピークドラペル・ショールカラーどちらでもよく、ラペルはシルク製。ダブルプレストとシングルプレストがあり、ボタンが少ない方がフォーマルとされています。

・シャツ

白の立衿イカ胸シャツ・立衿ヒダ胸シャツ(ウイングカラーシャツ・プリーツ付き)が一般的。

・スラックス

側章入りの黒のスラックス

・タイ・カマーバンド

黒の蝶ネクタイ(ボウタイ)を選びます。お腹のベルトのようなカマーバンドは黒のシルク製が基本です。最近はカマーバンドを省略しても問題ない場合もありますが基本的には身に着けるようにしましょう。

・アクセサリー

タキシードでは、ベルトではなく黒のサスペンダー着用します。カフスは黒蝶貝やオニキスがおすすめ。スタッド釦を使う場合も同じものを揃えて下さい。チーフは白のシルク製が無難です。

・靴

マナーブックなどでは「エナメルのオペラパンプス」と言われていますが、リボンが付いているオペラパンプスは使い道が限られてしまいます。お持ちでない方は黒の内羽根式のプレーントウやストレートチップでも問題ありません。

せっかくのハレの場に招待されたのですから、小物にポイントを置いて他のみんなと差をつけたいと考える方もいるかもしれません。しかし、「ブラックタイ」でタイやポケットチーフに派手なカラーを使うのは、いくらおしゃれでも大きなマナー違反です。気をつけましょう。

タキシードの各パーツの特徴については詳しく「参列するひとが気を付けたいタキシードの着こなし方」に書いているので、こちらの記事も見てください。

タキシードを昼に着るのは?時間帯で決まっているタキシードのルール

最近では、「タキシードを昼間に着ても大丈夫!」という話を聞くことがあります。確かに、ファッション雑誌などでもジャケットに蝶ネクタイ姿のモデルさんの写真などを見かけます。さらに、最近はカラフルでデザイン性があるタキシードも豊富なので問題なさそうに見えるのですが…実はこれ、本来の意味では大正解ではありません!

タキシードは、先ほどもご説明したとおり夜の正礼装。基本的に昼間に着るのはルール違反と思われることもあります。特に、タキシードは夜のライトに映えるように生地に光沢があるものを使用しています。そのため、タキシードを昼間に着ると光が反射し、しまりがなく見える恐れがあります。さらに、カラフルでデザイン性が高いタキシードは、正礼装と言うよりはカジュアルな印象を与えかねません。ここは大人男子として、タキシードのTPOを守って着こなしたいところですね。

では、タキシードに代わる昼の礼装は何があるのでしょうか?

 

・モーニングコート(正礼装)

皇室行事などの格式高い行事やパーティーで、主催者や主賓が着る衣装です。結婚式の場合は、新郎新婦の父親が着る事が多いので、一般招待客としては着る機会がないでしょう。

・ディレクターズスーツ(準礼装)

こちらは格式高いパーティや結婚式に招待された場合に使います。モーニングコートに次ぐ準礼装なので、主賓、職場の上司が着ることが多いです。

・ダークスーツ、ブラックスーツ(略礼装)

一般招待客として、昼間のパーティや結婚式に招待された場合によく着用されます。結婚式で「平服で」と言われた場合はこちらを指します。時間帯問わず着用できるため、一着持っていると安心です。ただし、礼服としておなじみのブラックスーツは日本独自のルールに基づいたもの。国際的なパーティや結婚式には避けた方が無難です。

カジュアルにタキシードを楽しみましょう!

最近は、チェック柄、ストライプなどの柄物のタキシードや、カラフルな色のタキシードがあります。これらは「ファンシータキシード」と呼ばれ、「ブラックタイ」のようなフォーマルな正礼装としては使えませんが、カジュアルでくだけたパーティや結婚式でよく使われています。

カジュアルな夜の結婚式や結婚式二次会の場合、ファンシータキシードでおしゃれに決めて出席してはいかがでしょうか?

また、普通のタキシードでもシャツや蝶ネクタイを色柄物に変えたり、スラックスを変えたりするとカジュアルな略礼装になります。「カジュアルタキシード」とも呼ばれるこのスタイルは、ダークスーツよりもカジュアルなスタイルです。

さらに、カジュアルタキシードはアレンジ次第でいくらでも変化をつけられる、あなたのおしゃれセンスを遺憾なく発揮できるものだと言えます。気が置けない友人とのパーティや結婚式二次会でぜひ挑戦してみてください。

さらに、日本独自のタキシードとして「ロングタキシード」があります。

こちらは結婚式の新郎の衣装として発展したもので、その名の通りヒップが完全に隠れるぐらいの長めの丈が特徴です。シルエットがすっきりして見えるため人気がありますが、あくまで新郎のみのコーディネートと言うことだけ覚えておいてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?フォーマルな場での基本のタキシードスタイルを事前にしっかりと把握しておくと、とまどうことが少なくなります。特に招待状に「ブラックタイ」と記載があるならば、そのルールを守るのがマナーです。

また、パーティや結婚式に招かれた場合、主賓よりも目立たないようにするのもマナーの一つ。その場の雰囲気に合わせたタキシードで、パーティ・結婚式などのハレの場を楽しんでください。